冷房を止め、汗と風の出会いを愉しもう

毎年、夏が来る度に「なんだ、今年もまだ、こうなのか──」と残念に思う事があります。それは、公共的な場所での、冷房のかけ過ぎ。

６月２９日の当ブログで《夏場は体質改善のチャンス》と書いとりますが、それも夏の暑さを体でしっかり味わってこそ、なんですよね。

もちろん、冷房のメリットもわかってはいるんですよ。お年寄りだとか病気で体力が著しく弱っている人には、真夏の熱暑は酷！ですから、冷房は必需品と言えますよね。

けれど、最近数十年間の公共冷房って、大して外気温が上がってない日でも、一律ガンガンに冷やしてませんか？　よっぽど蒸し暑い真夏日なら「オアシス！」になることもありますけど、これじゃちっとも気が利いてない、エネルギーのムダ遣い。

冷房は、せっかく夏の汗出し用に開いた汗腺を閉じさせてしまいます。体内の不要な水分や毒素をまとめて搾り出してくれる汗を止めてしまうなんてモッタイナイことですよ。

実はわが家では、エアコンと電子レンジを買っていません。

エアコンの代わりに、夏の快感は、汗で濡れた肌に天然の爽風やマイナスイオン入り扇風機の風が当たった時のコタエラレナイ気持ちよさ、これに限ります！

あなたがもし、むくみや冷え性、あるいはその逆の、のぼせ症にお悩みなら、この夏は冷房のリモコンに休暇を取らせて、〝生汗と生風の快感〟フリークになることをおススメしますよ…！

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